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アルカリイオン水を飲むと健康にいい?

生命保険のCMソングを文字ってみました、知らない方はスルーしてネ(^^; 電解水生成器でできるアルカリイオン水を飲むと健康にいいという。本当なのか?

電解水生成器というのは、チタンか何かを電極に使った装置で、電気分解と大体同じことをする。中学校で習った「乾電池と鉛筆の芯があればつくれる電気分解装置」。 水を電気分解すると、プラス電極ではH2Oが電子をとられ、酸素O²が出る。同時に水素イオンH⁺もできるので、電極近くの水は酸性になる。その水を「酸性イオン水」と言う。 いっぽうマイナス電極ではH²Oが電子をもらい、水素H²が出る、そしてそばの水は水酸化物イオンOH⁻ができるためアルカリ性になる。その水が「アルカリイオン水」というわけだ。もちろん、こうやってつくった「酸性イオン水」と「アルカリイオン水」を混ぜればもとの水道水に戻ってしまう。 アルカリイオン水を飲むと体に良いという宣伝は、根拠があるのかないのかあやしい。そもそも人間の体というのは、飲んだ水の酸性、アルカリ性でどうかなるほどヤワじゃない。 アルカリイオン水を飲んだとする。水が食道を通って入る胃の中は、学校の実験で使う希塩酸に近いph1.5くらいの酸性だから、コップ1杯くらい飲んでも胃酸を中和するパワーなんてない。

そう言われたらそうなのである。 化学は分からない…パンフに書いてるからCMでやってるから…で思考停止せず、自分の頭で考えてみることが大切なのである(笑)

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